変数束縛
Rustは静的な型付けによる型安全性を提供します。変数束縛は宣言時に型を指定できます。とはいえたいていの場合は、コンパイラは変数の型をコンテキストから推測することができますので、型指定の負担を大幅に軽減できます。
値(リテラルなど)はlet
を用いて変数に束縛することができます。
fn main() { let an_integer = 1u32; let a_boolean = true; let unit = (); // `an_integer`を`copied_integer`へとコピー。 let copied_integer = an_integer; println!("An integer: {:?}", copied_integer); println!("A boolean: {:?}", a_boolean); println!("Meet the unit value: {:?}", unit); // 使用されていない変数があると、コンパイラは警告を出します。 // 変数名の頭に`_`(アンダーバー)を付けると警告を消すことができます。 let _unused_variable = 3u32; let noisy_unused_variable = 2u32; // FIXME ^ 頭にアンダーバーを付けて、警告を抑えましょう。 // 警告はブラウザ上では表示されないかもしれません。 }