コメント

あらゆるプログラムにはコメントが必要です。Rustには何種類かのコメントがあります

  • 通常のコメント これはコンパイラによって完全に無視されます。
    • // 行末までコメントアウト
    • /* ブロックによって囲まれた部分をコメントアウト */
  • ドキュメンテーションコメント ライブラリのドキュメンテーションとしてHTMLにパースされます。
    • /// このコメントの下の内容に関するドキュメントとなります。
    • //! このコメントを含むソースのドキュメントになります。
fn main() {
    // こちらはラインコメントです。
    // 一番左にスラッシュが2つある行と、何も書かれていない行は
    // どちらもコンパイラによって無視されます。

    // println!("Hello, world!");

    // でしょ?では次に、左のスラッシュを消去してから実行してください。

    /*
     * こちらはもう一つのタイプのコメントでブロックコメントと呼ばれます。
     * 普通はラインコメントの方が優れているのですが、こちらはコード片を
     * 一時的に無効にするときに役立つかもしれません。
     * /* ブロックコメントは /* ネストすることができるので */ */
     * わずかなキー入力でこのmain関数全体をコメントアウトできます。
     * /*/*/* 試してみてください! */*/*/
     */

    /*
    注: 上のコメントにおける`*`列は見栄えのためでした。実際には必要ありません。
    */

    // ではブロックコメントがどのようにデバッグに役立つか見てみましょう。
    // 例えば下の例の場合、ブロックコメントがなくなれば結果が変わります。
    let x = 5 + /* 90 + */ 5;
    println!("Is `x` 10 or 100? x = {}", x);
}

参照

ライブラリドキュメンテーション